地域・ブログ
特養ひかり隣保館ブログ
チームワークを良くするためにどうしたらいいのか❓
2024-06-05
こんにちは。今回ブログを担当させていただきます。介護職員の安藤です。
今回は私がチームワークを良くする為にやるべきだと思うことを話したいと思います。
まず、チームワークとは何か?チームワークとは集団に属するメンバーが、組織の目標を達成するために行う共同動作のこと。チームワークの構築は、メンバー同士でお互いの弱みを補完するだけでなく、強みをより強化すること。
組織が円滑に機能するためには、組織にいるメンバー同士のチームワークは欠かせません。経営の観点からも組織力を育むチームワークの重要性は広く認知されています。
チームワークは、メンバー同士の絆を深め、相乗効果や好循環を生み出しながら組織の目標達成やイノベーションの創造を実現させていく原動力になります。
チームワークを良くするにはどのようなことに取り組む必要があるのでしょう。チームワークを向上させるために必要な4つの取り組みについて話していきます。
まず、1つ目「目標を設定する」
チームが掲げる明確な目標はもちろんのこと、個人のオーナーシップ感覚が醸成できるよう、個人の目標も設定します。
・目標を達成させるための行動計画の作成
・成功と失敗のモデルケース
・成功と失敗のモデルケース
などもシミュレーションすれば、目標が達成したかというゴールだけでなくチームや個人の進捗状況も測定、管理しやすくなります。
2つ目「役割を明確にする」
チームワークの向上には、メンバー一人ひとりの役割の明確化が必要です。「ぶらさがり社員」をつくらないためにも、それぞれの役割分担を明確化しましょう。
明確化された役割に対してメンバー一人ひとりがどのように行動すべきかといった自らの責任への理解を促します。それと同時に、メンバー同士が役割分担を相互理解するため、チーム全体の視点から捉えた業務調整などが容易になるのです。
3つ目「問題を解決する」
チーム内には、さまざまな、(思考、文化、習慣、仕事のスタイル)を持った人材がいます。それぞれの能力や強みを生かして問題を解決しようとすれば当然、意見の対立といった摩擦が生じると思います。しかし、チームの抱える問題解決を通して、批判的思考の強化や協調性の育成を狙うチャンスでもあります。困難を通してチームワークという組織力を磨いていくそんな発想も重要だと思います。
4つ目「コミュニケーションを円滑にする」
チームは、(サポート、コミュニケーション、情報の授受)などチームワークスキルの向上を重視します。対人へのストレスがより少ないチームは、他のチームよりも効果的に機能すると思います。
リーダーは、相互の信頼関係とチームメンバー間のオープンなコミュニケーションを創出するために、それぞれに助言をしたりサポートします。
この4つの取り組みで、より良いチームワークが実現すると私は思います。
介護職員:安藤
リニューアルオープンしたひかり隣保館へ遊びに来てください(^
2024-06-01
こんにちは 施設長の太田です。
今年も梅雨の季節がやってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
利用者の皆様、ご家族の皆様、地域の皆様には日頃より当施設の運営にご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
皆様の温かいご支援とご理解のおかげで、日々の活動やイベントも楽しめています。5月にはばら園外出にもお付き添いのご協力ありがとうございました。
さて、ひかり隣保館では5月末に昨年から行っていた外壁塗装工事がやっと完工いたしました。工事期間中は皆様に大変ご不便をおかけしましたが、この外壁塗装工事は断熱遮熱効果の高い素材を使用しておりますので、今年の夏は利用者の皆様にも快適に過ごしていただくことができると思います。皆様もリニューアルしたピカピカのひかり隣保館へ是非遊びに来てください。
また、補助金を活用して大規模なICT導入も行っております。利用者の皆様の睡眠を妨げないケア、ベッドからの転落事故の防止、職員の情報共有の迅速化などを目指して3年間かけて導入計画をたて導入が実現いたしました。これからは導入した機器を活用しケアの質の向上と職員の負担軽減の両面からの業務改善に取り組んでいきたいと考えております。
これからも、利用者の皆様にとって安心で快適な環境を提供するために、スタッフ一同努力していこうと思います。今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
施設長 太田 元子
2024わくわくマルシェ開催決定‼
2024-05-22
昨年から始まりました『わくわくマルシェ』を今年の10/27(日)に開催が決定しました!!
地域共生社会の実現を目指してはじまりました『わくわくマルシェ』 のキックオフミーティングを柏の葉ふるさと協議会・青和園・青葉会・ひかり隣保館保育園・特養ひかり隣保館のメンバーで行いました。
昨年の反省点をふまえて、今年は更に地域の皆様が
世代を超えて楽しんでいただけるイベントを開催したいと思っておりますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。
新年のごあいさつ
2024-01-11
謹んで新春をお祝い申し上げます。皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、ご利用者様、ご家族様、並びに地域の皆様からの温かいご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
施設では年末年始にクラスターが発生し、慌ただしい年明けを迎えることとなりました。お正月を楽しみにされていたご利用者様やご家族様にはご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
さて、昨年ひかり隣保館では地域共生社会の実現に向けてマルシェを開催いたしました。共生社会とは認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会のことです。今回のマルシェは地域住民の皆様や障害者施設、保育園、高齢者施設が協力して企画立案を行い、障害や児童・高齢者にとって障壁となっている垣根を取り払い、つながり・支え合える機会となりました。当日はお天気に恵まれ171名の方が来場されています。ご利用者様やスタッフも加えると400名ほどが集う大きなイベントとなりました。2023年6月14日に衆議院本会議で「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が可決成立しています。国民一人一人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、ここ柏市北部地域で特別養護老人ホームひかり隣保館が地域と福祉をつなぐ役割となり、2024年も地域に向けて発信していきたいと思います。
今年は1月から大規模なICT導入を実施いたします。導入によりご利用者様の睡眠を妨げることなく介助に入ることができるようになります。また、見守りセンサーも導入予定です。これまで原因がわからなかった転倒事故などの原因がシルエットの動きから究明できるようになり対策も立てやすくなります。介護職員の負担軽減も図りつつ働きやすい職場を目指していきたいと思います。
今年は辰年、辰の勢いにあやかり事業を始動していきますので応援よろしくお願いいたします。
皆様にとっても2024年が素晴らしい一年となることをお祈り申し上げます。
施設長 太田元子
業務で自分が取り組んでいること
2023-11-13
施設のケアマネージャーの小沼です。
施設ケアマネの主な役割は、自立した日常生活を送れるようご本人やご家族と面談し、最適なケアプラン(支援計画)を作成することです。面談する中で、ご本人の希望とご家族の理想が異なるケースも少なくありません。
最適な支援を提供できるよう、介護職員・看護職員・栄養士・相談員などから専門的な視点での評価を確認し取り入れていく必要もあります。
入所者様が安全に日常生活を送れるように、必要な介護サービスを調整し、ケアプランを作成していきます。一度作成すればよいというものではなく、入所者様の身体の変化に応じて、定期的にケアプラン内容の見直しを行っていきます。
普段から業務についている場所が、現場に配置されているため、状態や環境の変化にも気が付きやすいメリットがあります。改善状況を自分の目でリアルタイムに確認できるというのもやりがいとして感じています。
介護においては、要介護者一人ひとりと向き合い、個人に適したケアを行うことが重要です。
しかし、特別養護老人ホームを中心とした日本の介護施設では、長年の間、効率を優先した「集団処遇」が主流を占めてきました。これは、要介護者を大人数の集団で管理し、決まった時間に食事や日課、レクリエーションなどを一斉に実施するというスタイルのケアです。
2000年に、「その人々が有する能力に応じ、尊厳を保持したその人らしい自立した日常生活を営むことができること」を目的とする介護保険制度が制定されると、介護現場の状況は大きく変わり始めます。より要介護者の尊厳を大切にする介護のあり方が重視されるようになりました。そうした流れのなかで、近年、集団処遇に代わる介護のスタイルとして注目されているのが「個別ケア」です。
個別ケアとは、食事から入浴、排泄に至るまで、利用者一人ひとりの個性やニーズに合わせたケアのこと。一般的に“個別ケア”とは、その人の人権を守り、その人らしい暮らしができるよう支援をすること、そして、その人の人生をふまえた現況に配慮し、特有の課題やニーズを知り、生活の質が向上するよう支援することであるといわれています。
ケアからサービスの時代になっている現在、“個別ケア”を意識した上で、ご利用者の暮らしを支援させていただきたいと思います。
介護支援専門員
小沼 守