地域・ブログ
特養ひかり隣保館ブログ
「その人らしさ」とは?
2024-10-17
こんにちは。介護支援専門員(小沼)です。今回は業務で自分が取り組んでいることを載せていきたいと思います。
福祉の仕事をしていると、「その人らしさを大切にしましょう」といったことを耳にすることがあると思います。
では、「その人らしさ」って何でしょう?
例えば、綺麗好き、毎朝新聞を読む、歌が好き、野菜が嫌い、などその人の性格や習慣、趣味、嗜好もその人らしさだと思います。
確かに、身体機能や認知機能の低下により、今までできていたことができなくなることがあります。
また、老人ホームなどの施設に入った場合、それまでその人の生活と全く異なった暮らしを強いられることも少なくありません。
その上で「その人らしさを尊重しましょう」と言われるのかもしれません。
「施設に入居しても、これまでの本人の生活をできるだけ継続したケアを提供しましょう」
「利用者にとって過度な制限はせず、その人の習慣や趣味が行えるような環境を整備しましょう」
という意味で「その人らしさを尊重しましょう」と。
では、これまでの習慣や趣味が行えるような環境を整備すれば「その人らしさ」を尊重することになるのでしょうか。
私は、職員に求められる「その人らしさ」を尊重したケアとは、もっと奥の深いものではないかと思います。
例えば、先ほど書いた「野菜が嫌い」。
確かに、「野菜が嫌いな人に対して、無理やり野菜を食べさせない」ということはその人を尊重することになるでしょう。
もっとも、「野菜が嫌い」という背景には、いろいろな理由があると思います。
例えば、実際に私が関わった人の中には、「戦争の時に野菜ばかり食べさせられて、野菜を見ると戦争を思い出すから嫌い」「稼業が肉屋だったので、野菜を食べる機会がなかった」など。
また、「歌が好き」といっても、「若いころから夜の商売をやっていてカラオケが好き」、「友人とのサークル活動をやるようになってから歌うことが好きになった」など。
表面的には、「野菜嫌い」「歌が好き」といっても、人によってその背景は異なります。
介護に必要な「その人らしさを尊重したケア」とは、その人の表面的な性格や習慣、趣味、嗜好を尊重することだけではなく、これまでその人が歩んできた背景を理解するように努め、「○○さんらしさとは何だろう?」と考え続けることが大切なのではないかと思います。
介護支援専門員:小沼
What’s Up Mama?
2024-09-21
2階介護職員の根本です。
母がひかり隣保館の1階へ入居して半年が経った。
元気そうだ。
1階のスタッフへ申し上げたい。ありがとう。
物忘れが酷くなった母。
自宅で生活するのは厳しくなってしまった。
ケアマネジャーに散々お世話になった。
何度も排泄・入浴介助をした。
我が施設へ入居させるのは本当に悩んだ。
仕事中に、衰えていく母を見たくない。
父の一言が私を動かした。
「頼むよ。お前のところにいれば俺は安心するんだ。」
母が入居して間もなく、何度も「帰りたい」と聞いた。
ある日。ロビーで、隣にいた入居者様に延々と話をしているのを目にした。
その方がこぼしていた一言。「あの人、ずっと私に付きまとって困っているの」。
辛かった。
これからも母の笑顔を見たい。
父の思いを叶えてあげたい。
フロアが違うが、傍にいてあげたい。
I’ll Always Love My Mama!
介護職員 根本正人
【わくわくマルシェに向けて⑧】NPO法人 自立支援センターK2 「わたの実」さんを紹介します♪
2024-09-17
今回は、マルシェに出店していただけるのNPO法人 自立支援センターK2 「わたの実」さんを紹介させていただきます。
「はっぴー工房」では、お菓子作りを通して、障がいのある人たちの自立の願いを実現するための取り組みを行っているとのことで
自分たちで作ったお菓子を、店頭や様々なイベントで販売されています。
手作りのクッキーやマドレーヌ、パウンドケーキなど種類も盛りだくさん(*´▽`*)
いろいろな種類のおやつを、皆さん、たくさん召し上がってくださいね~♬
【わくわくマルシェに向けて⑦】チラシが出来ました‼
2024-09-12
マルシェのチラシが出来ました!!
今年も大勢の方が出店していただけることになりました(*´▽`*)
新たな試みとして、介護体験のブースや介護のクイズ大会などもあります。
食べ物やお買い物だけでなく楽しんでいただけるイベントをいろいろ企画しておりますので
ぜひ、ご家族でお友達を誘って、遊びに来てくださいね♪
開催日は、10月27日(日)10:00~14:00
今から、カレンダーに印をつけておいてくださ~い
地域公開講座「介護保険セミナー」のこと
2024-08-29
こんにちは!
在宅介護支援センターひかり隣保館でケアマネジャーをしております野口です。
7月16日にひかり隣保館にて、私が講師を務めさせていただいた地域公開講座「介護保険セミナー」についてブログを書きたいと思います。
当日は、多くの方にお越しいただき、感謝申し上げます。
今回のセミナーでは、将来いざ介護が必要になったときに慌てないよう、介護保険を利用するために必要な基礎的な知識についてお話ししました。
在宅介護支援センターひかり隣保館でケアマネジャーをしております野口です。
7月16日にひかり隣保館にて、私が講師を務めさせていただいた地域公開講座「介護保険セミナー」についてブログを書きたいと思います。
当日は、多くの方にお越しいただき、感謝申し上げます。
今回のセミナーでは、将来いざ介護が必要になったときに慌てないよう、介護保険を利用するために必要な基礎的な知識についてお話ししました。
介護保険と聞くと、難しそうなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そのような方々にも理解していただけるよう、高齢者夫婦を題材にした物語を通して、介護保険がどのようなときに使えるのか、何をしてもらえるのか、そしてどのように利用すれば良いのかをわかりやすく説明しました。
おかげさまで、セミナー後にいただいたアンケートでは、「わかりやすかった」とのご意見を多くいただき、私としても大変嬉しく思っています。
やはり、何事にも言えることですが、事前に知識を持っていることで、いざというときに慌てずに対応できるものです。
今後も地域の皆さまのお役に立てるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
おかげさまで、セミナー後にいただいたアンケートでは、「わかりやすかった」とのご意見を多くいただき、私としても大変嬉しく思っています。
やはり、何事にも言えることですが、事前に知識を持っていることで、いざというときに慌てずに対応できるものです。
今後も地域の皆さまのお役に立てるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
在宅介護支援センターひかり隣保館
介護支援専門員 野口 俊明